団体発足の経緯

地域食材ハンター通信8月号より

「どうやって食べる?」聞かれた途端、瞳の奥に閃光が走る。燃えるような表情と揺るぎない確信からほとばしる、母ちゃんたちの鉄板レシピ。季節になると、うろうろ、ソワソワ…山中や道端で、旬の山菜を求めて徘徊する男の人たちの姿があります。

そんな人々に会ったら感染要注意!柄にもなく台所に立ってみたり、憑かれたように野山をうろうろしたり。自分も同じことをしていることにハッとします。

なんだろう、駆り立てられるこの衝動。得体の知れぬ伝播力を掘り下げる「ハンター通信」が立ち上りました。取材を通じて、ある者は驚きに満ち、ある者は当たり前に見過ごしていたことを再認識しながら、「受け継がれてきた無意識」をなぞっていきます。

ハンター通信は、地元民と移住民が一緒になってドキドキ・ワクワクしながら「房州なるもの」を浮き彫りにする試みです。

安房地域・鋸南町ってこんなところ

「あんもかんももったいねぇ…」の精神は日常の風景に現れています。せっかく自然の素材が身近にあるのだから、草木があれば、人間の手を通してさまざまの形が生まれます。竹と藤から収穫かごやてみなどの農具、ヨシや稲わらからすだれやむしろ、棕櫚からロープ、ススキから草ぶき屋根と、周りの草木でできたものたちを日常風景のあちこちで見ることができます。

もちろん、昔ながらの暮らしをする人は少なくなっています。ただ、藁や竹・木を使ったものづくりの技と智恵は地元民の手の中に、昔見た幼少期の記憶の中にひっそりと生き続けているのです。

「藁ボッチ」の雨除け部分をレクチャー

団体紹介

食をめぐって、手しごとをめぐって、私たちは此処にあるものを「使う」ことで、土地のものたちが生き活きと輝くのを感じました。そして「使う」を広げていけば、たくさんの人が地域の資源を「使う」ようになれば、町中が輝き始めるのではないか、と考えました。それも、自然をうまく使う房州の人々の生活に習ってみる。そうすることで地域はますます独自色を強めていきます。(もちろん、今も昔ながらの風習は消えつつあります。しかしかつての生活や智恵を持っている人は生きており、今ならまだ間に合うのです。)

私たちのミッションは安房地域を舞台に、地域の自然の恵み・風土・文化をそこに住む誰もが徹底的に味わい、楽しみ尽くせる環境を準備することです。「使う」を軸として活動する者たちが集まり、「地域資源活用研究所」となりました。当ホームページにも地域資源を使うためのツールとしてぜひご利用ください。

①「使う」際の房州的精神をよみとく。
② 実際にやってみることで「使う」ための智恵を獲得する。
③「使う」智慧・心を記録・公開、または実践的講座により、より多くの人と共有する。
④「すでにあるもの」と「ほしい人(使う人)」を繋ぎ、資材・資源・資産として生かす。

地域資源活用研究所の構成

活用する資源活動内容報告
地域食材ハンター海:くじら(食文化)、魚、改装など学校給食を通じて子どもたちに届ける
地産品販売場所開拓
地域食材ハンター通信
山:山野草、果実、農産物、いきもの
食いしん坊の知見、伝統農法・漁法食いしん坊の取材
郷土料理教室
草木土の
手しごとハンター
茅[ヨシ、ススキ]、稲、田んぼの土・農地や山林整備を行いながら、資材を取る。
・流通路の開拓
・各種体験(茅刈/炭窯つくり、藁しごと、茅葺き、染色)
草木土の
手しごとハンター通信※
藤、竹、木、房州石(廃材)
地域独自の工法・製法、名人の技
会員の新たなアイディアにより、活動内容やジャンルが増えていきます。
※発刊時期未定

地域食材ハンター活動

第一回畑見学のようす(2024.11)

食いしん坊の“輪”を拡げる

<海幸><山幸><人の幸>。すべてに恵まれた土地にいて、使わないのはもったいない!子どもたちに地産の野菜を食べてもらおうと、学校給食と農家さんを繋ぐため「地域食材ハンター」が始まりました。

農家さんはどんな栽培をしているの?漁師さんは?産地の現場に赴けば、「こうするとおいしい」と、調理法を聞くことに。この地で食べる、地元の手料理。そう、世界一の料理はフレンチでも中華でもありません。素材を知り尽くした者、手塩にかけた命を愛する生産者こそが最高においしい食べ方を知っているのです。

何といっても鋸南町民は食いしん坊。生産現場の人たちも、台所に立ち食事を作る人も、山野をうろうろする人も、皆で食いしん坊の知恵を出し合って盛り上がろう!食材ハンターは大きく方向転換し、「地産のものをいかにおいしくいただくか」食いしん坊師匠の追っかけと食いしん坊精神の鍛練に注力しています。

草木土の手しごとハンター

上から①泥団子天井つくり、②初釜の様子、③茅刈り終了!

自らの手であんもかんもつくってみる

草・木・土ももったいねぇ。そこにあるものを「何かに使えないか」と考え、器用な手先であんもかんも作ってしまう光景によく出くわします。

傾斜地の多い<江月>そだちの手しごと名人に「炭焼き」を教わることに。いろいろあって、炭焼き施設丸ごと、炭窯から作り直すことになりました。窯の温度は数時間でいっきに上げることができるのですが、地元製法(江月、金谷、三芳地区)では3日かけてゆっくり温度を上げていきます。「窯が可哀そうじゃないか」という心遣いを感じます。

炭窯を覆う屋根は茅葺でつくろうとしています。森から木を伐りだした柱とし、竹林から屋根下地の垂木を切り出しました。森林竹林に入ることで、荒廃を防ぐことができます。茅は耕作放棄地に自生するススキを刈り集めています。付近は茅葺家屋の多く残り、かつては茅刈行事もあった場所です。手を動かしながら、地域ぐるみの循環を全身で感じられる活動です。

鋸南町に点在する茅刈場。地主さんの承諾を得て、刈り場を少しづつ増やしています。

地域資源活用研究所 管理人
ハンター通信記者

三浦 幸子

村で茅を刈り、屋根を葺いた時代の話は鮮烈で、楽しい。体験談を集め、やる人が集まるうちに「茅葺は皆のもの」というかつての常識を取り戻せるのでは?食文化発掘と併せて、無意識のやさしさを繋ごうとしています。

地域資源活用研究所 事務局
地元メンター

鈴木 昭代

生まれも育ちも“かっちゃま”勝山。40年余の会社員生活を終え、さてどうする?子どもの頃から花や虫をじっと眺めたり、土をほじくったり。その頃の五感や第六感を思い出し、鋸南町の四季を楽しんで過ごしていきたい。

地域資源活用研究所 理事
食材ハンター 
鋸南物産センターあわ海月堂店主

東 愛乃 

安房地域ならではの良品、逸品がズラリと並ぶ道の駅がほしい。無農薬の野菜や無添加の加工品、ジビエのお肉、老舗のお菓子だったり。地元アーティストたちも応援したい。理想の道の駅を作りたくて…作っちゃいました!

地域資源活用研究所 監事
昔話ハンター
鍼灸師

鈴木 照子

葛飾出身、子育てを終え房州内三拠点で仕事しつつ、遊んでます。移住者同士で繋がりがちだけど、ここでは地元の人と、個人のリアルな歴史に出会える。安房地域の豊かさを浴びながら発展の糸口を全世代で話しましょう!

地域資源活用研究所 管理人
ハンター通信記者

三浦 幸子

村で茅を刈り、屋根を葺いた時代の話は鮮烈で、楽しい。体験談を集め、やる人が集まるうちに「茅葺は皆のもの」というかつての常識を取り戻せるのでは?食文化発掘と併せて、無意識のやさしさを繋ごうとしています。

地域資源活用研究所 事務局
地元メンター

鈴木 昭代

生まれも育ちも“かっちゃま”勝山。40年余の会社員生活を終え、さてどうする?子どもの頃から花や虫をじっと眺めたり、土をほじくったり。その頃の五感や第六感を思い出し、鋸南町の四季を楽しんで過ごしていきたい。

地域資源活用研究所 理事
食材ハンター 
鋸南物産センターあわ海月堂店主

東 愛乃 

安房地域ならではの良品、逸品がズラリと並ぶ道の駅がほしい。無農薬の野菜や無添加の加工品、ジビエのお肉、老舗のお菓子だったり。地元アーティストたちも応援したい。理想の道の駅を作りたくて…作っちゃいました!

地域資源活用研究所 監事
昔話ハンター
鍼灸師

鈴木 照子

葛飾出身、子育てを終え房州内三拠点で仕事しつつ、遊んでます。移住者同士で繋がりがちだけど、ここでは地元の人と、個人のリアルな歴史に出会える。安房地域の豊かさを浴びながら発展の糸口を全世代で話しましょう!

私たちの活動を支える協賛企業のみなさまをご紹介いたします

取扱お茶、陶器、衣料品
所在地〒299-2113
千葉県安房郡鋸南町下佐久間3616
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